実践サポート

日々のウォームアップはフィジカルトレーニングとして活用できます。スポーツの基本動作からバレーボール特有の専門動作をプログラムし”正しく動くこと”によって柔軟性や神経筋コントロール能力が改善します。また運動後のリカバリー方法（クールダウン）の指導も行います。

チーム競技の難しさは個々の選手のフィットネス(体力)やスキル(技術)が異なるにも関わらず、同じ練習を課していかなければならないことです。同じようなケガや痛みをなぜ繰り返すのか、パフォーマンスにどう反映させるのか、普段の練習動作やアライメントを分析し、選手のフィジカルリテラシー(体の理解）を高めます。

パフォーマンスの基礎となる体力（筋力、スピード、パワーなど）から特異的な体力（ジャンプ力、パワー持久力など）をチームや選手のニーズに合わせてプログラム提供します。特に体幹部の強化は最も重要な要素ですが、取り組み方や導入の順序などのポイントを押さえ、土台を作り上げることを目指します。

バレーボールの体力要素をテスト項目とし、定期的に体力測定を行いトレーニング効果の判定とプログラム改善を検討します。結果をフィードバックし「トレーニングがどのようにバレーボールに繋がるのか」科学的な根拠を示すことで、意味を理解させトレーニングのモチベーションを継続的にサポートします。

リコンディショニングとはケガや病気などで崩れたコンディションを取り戻すこと です。安静や治療期間から競技復帰に向けて準備できることを提案し、身体の課題 や根本的な問題解決を明確にすることでポジティブな時間に変換しましょう。

スポーツ障害やプレーがうまくいかない要因の１つにアライメント(骨格)異常があります。扁平足障害の要因となる外反母趾やO脚・X脚などがそれになります。自分の体をまず「知る」、そしてどんな努力が必要なのか考えていきます。